オンライン研修会のお知らせ ※研修会は終了いたしました。

宮城就業支援ネットワークでは、以下の研修会をオンラインで開催致します。

〇日時:11月20日(月)14:00~16:00

〇テーマ:大阪市障がい者就業・生活支援センターの仕組みを学ぶ

〇講師:大阪市障がい者就業・生活支援センター 中央連携マネージャー(所長) 前野 哲哉 氏

 鳴門教育大学学校教育研究科卒(教育学修士)。徳島県立板野養護学校板野分校を経て、大阪市更生文化協会(現:大阪市障害者福祉・スポーツ協会)入職。大阪市職業リハビリテーションセンター職業指導員、大阪市障害者就労(雇用)支援センター(あっせん型)及び大阪市障害者就業・生活支援センターで就業支援ワーカーを経て、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課で就業支援専門官(出向)。平成24年から現職。

〇内容:ナカポツとは別に自治体の予算で就労支援センターなどの独自の支援機関を設置しているところはいくつかあり、仙台市も仙台市障害者就労支援センターを設置しています。一方、大阪市障がい者就業・生活支援センターでは、国の事業であるナカポツと大阪市の就労支援に係る事業を別々に展開するのではなく、一体的に運営するという全国的にも珍しい取り組みを行っています。そこで、講師の前野先生から大阪市障がい者就業・生活支援センターの設立経緯、予算や組織体制、運営の実態などについて説明していただきます。

 講師からは一方的に説明するだけでなく、参加者の方から質問をもらい、それに答える時間を大切にしたいとのお話しをいただいておりますので、質疑応答の時間をしっかりとるようにしました。また、時間が許せば、宮城県や仙台市のナカポツの抱える問題などを踏まえ、特に人口の多い圏域のナカポツのあり方や自治体独自の支援機関のあり方などについて講師と一緒に検討したいと思います。

〇研修会開催の背景

・宮城県では、県内を7つの圏域に分け、各圏域に障害者就業・生活支援センター(以下、ナカポツ)を設置しています。このうち仙台圏域の人口は仙台市を含む6市7町1村154万人と多く、仙台圏域に次いで人口が多い大崎圏域(1市4町19万人)や石巻圏域(2市1町18万人)と比べても8倍以上の差があります。しかし、仙台圏域の職員数は6人で大崎県域も6人、石巻圏域は5人と、職員数は同数又は1人だけの違いしかありません。

・仙台圏域は仙台市(110万人)以外に、仙台市の東部にある「富谷市・塩釜市・多賀城・宮城郡・黒川郡」(27万人)、仙台市の西部にある「名取市・岩沼市・亘理郡」(17万人)を抱えており、これらの地域だけでも大崎や石巻の圏域と同等又はそれ以上の人口を有しています。「富谷市・塩釜市・多賀城・宮城郡・黒川郡」と「名取市・岩沼市・亘理郡」を仙台圏域から分割し、これらの地域にナカポツを設置することなども含め、仙台圏域のあり方を検討する必要があるように思われます。

・もっとも、仙台圏域から「富谷市・塩釜市・多賀城・宮城郡・黒川郡」や「名取市・岩沼市・亘理郡」を切り離したとしても、仙台市の人口は110万人で他圏域とは大きく異なります。そこで、ナカポツと自治体の就労支援の施策を一体化した「大阪市障がい者就業・生活支援センター」の運営状況を学ぶことで、仙台圏域のナカポツや自治体設置の支援機関のあり方を検討する際のヒントにしたいと考えております。

今回、特に定員を設けておりません。参加希望の方は下記よりお申し込みください。

誠に勝手ながら、申し込み締め切りは10/16(木)18:00までとさせていただきます。

https://forms.gle/MQ3sHdT4MAg5UnJWA

※後日、オンラインURL及び資料を送信させていただきます。

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